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ツボガネについて
ツボガネ
東京品川にある木工場です。
昔の大工さんの仕事着に、印半纏(シルシバンテン)というものがありまして、
今の大工さんには、儀式などで着る正装の意味もあるものです。
その背中の印にサシガネ(エル字型の定規)と
スミツボ(糸車と墨汁が染み込んだ綿を使った直線を画く道具)を柄にしたものがあります。
僕は大工なのでサシガネとスミツボをマークに使おうと思い、そのマークをツボガネと名付けました。
ツボガネは日常を少し楽しくする”出来のよい物”を作っていきたいと考えております。
矢田堀博之
僕は、大工さんになりたくてこの世界に入りました。
木の狂いを想定した、木の目の使い方、
規矩術(キクジュツ)と呼ばれる、サシガネの使い方。
和製の算数みたいなものなのですが、
どれもとても奥が深く、大好きになりました。
そして、もっと自由にいろいろ作っていきたいと思いツボガネをたちあげました。
1972 東京生まれ
1992 社寺建築専門㈱青木国工務店にて宮大工として青木氏に師事
2001 ㈱W.H.入社 店舗内装工事及び注文家具制作に従事
2005 ツボガネ設立
大工として注文家具、建具を制作
2010 フォーリサローネ(ミラノサローネ)出展